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Meister植竹のブログ

Meister植竹のブログ=Vol.18=

オーディオファンの皆さま。こんにちは。IDK Audioセンター長の植竹です。
植竹ブログ第18回目です。
2025年の最初のブログとなります。
2025年も、より一層興味深い内容で掲載してまいります。
引き続きご愛読ください。

「ステレオ時代neo(Vol.7)」取材時のエピソード

2024年12月発売の「ステレオ時代neo(VoL7)」にIDK Audioを取り上げていただきました。
〈詳細はこちら
今回は取材時のエピソードをご紹介させていただきます。

該誌編集長に『プロ』カメラマンが同行した本格的な取材で、お二人共揃って『黒づくめ』スタイルでご来訪されました。
最初にお会いした際には、「業界のユニフォームかな?」程度にしか思っていませんでしたが…

さて、ここで問題です。
彼らはなぜ『黒ずくめ』スタイルだったのでしょうか?
カメラに詳しい方は、既にお分かりかと思います。
答えは…

今回の取材では、レストア(中古)製品の撮影がありましたが、『黒づくめ』の理由は撮影開始後すぐに明らかになりました。
サンスイの後期モデルは『水研ぎ』といわれる鏡面ブラック仕上げが特長ですが、これらの撮影のための対策でした。
撮影の際には鏡面パネルだけに撮影者が写りこんでしまいます。
これを防止するため、服装は『黒づくめ』である必要があったのです。
様々な機材で光を自在に操ることはできますが、レフ板の位置を調整したり、下部に反射する光沢板を設置したり…まさにプロの技術を駆使して撮影されていて、楽しく拝見していました。
アナログオーディオをアナログ的なテクニックで撮影している場に立ち会って、「アナログって良いな…」と改めて感慨にふけった次第です。
そんな苦労の結果が、「ステレオ時代neo(VoL7)」の表紙になったAU-α607iの写真です。
対面取材でも、お二人共サンスイユーザーということもあり、レストア(中古)品を前にして気分が盛り上がっているのをヒシヒシと感じました。
「サンスイはなぜ壊れにくいのか?」「サンスイの音と変遷について?」「お互いの好きなサンスイ製品とは」
取材というよりも、「サンスイファンの集い」という感じで和やかに楽しい時間を過ごすことが出来ました。
感謝!です。