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Meister植竹のブログ

Meister植竹のブログ=Vol.25=

オーディオファンの皆さま。
こんにちは。
山水電気(サンスイ・SANSUI)DNAを正統に継承するカスタマーセンターIDK Audio、センター長の植竹です。
植竹ブログ第25回目です。

音質の変化について(スピーカー編)

オーディオは趣味の世界です。
お気に入りのシステムでは「なにを変えても」音が変化しているのだと信じたいものです。
このように書くと誤解を受けてしまいそうですが、今回はこの辺りを少し深堀してみたいと思います。
音質の変化量は「スピーカー」>「アンプ」>「LINE入力のCDP等」の順となります。
これらは役割が違いますが、物理的な性能が低い順番とも言えます。
スピーカーは周波数特性がフラットなものは存在せず、全てに「音色」を持っています。
また指向性があり聴く位置によって大きく周波数特性が変化してしまいます。
したがって、スピーカーのセッティングは良い音を得るためには必要不可欠な行為です。
加えて、部屋の音の反射や吸音により、その音質に大きな影響を与えてしまいます。
どんなに高性能なスピーカーを導入しても、部屋の特性が悪ければ決して良い音にはなりません。
逆にいうと「人となりの音」というものは、使いこなしも含めて、これらの要因によるところが大きいといえます。
お気に入りのスピーカーをよりイメージに近い音で鳴らすためには、部屋の響きをコントロールすることですが、専門的な知識が必要であること、吸音材や拡散板は部屋の美観を損ねること、意外と費用がかかることなどハードルが高いのも事実です。
したがって、部屋の響きがデッドなのか?ライブなのか?ということはあまり問題にせず、まずは室内で発生しているフラッターエコーを無なくすことに専念した方が良いと思います。
フラッターエコーがなければ濁りのないクリアーな音に変化しますので、ここからは定在波を考慮しながらスピーカーセッティングとリスニングポイントに集中することができます。
これが良い音を得るための近道といえます。

なお、対策の方法につきましては、ぜひIDK Audioまでお気軽にご相談ください。
(電話)0297-57-7637
お問合せフォーム

それでは、また次回お会いしましょう。