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Meister植竹のブログ

Meister植竹のブログ=Vol.29=

オーディオファンの皆さま。
こんにちは。
山水電気(サンスイ・SANSUI)DNAを正統に継承するカスタマーセンターIDK Audio、センター長の植竹です。
植竹ブログ第29回目です。

音質向上チューニングサービス「IDK TUNE」を、ステレオ時代neoに取材していただきました

今回もvol.7取材時と同様に、編集長とカメラマンの2名でご来社いただきました。

試聴用に準備したのは
・AU-07Anniversary(以下07)
・AU-α607NRA(ノーマル)
・AU-α707XR(IDK TUNE)
・AU-α707L EXTRA(ノーマル)
・AU-α707L EXTRA(IDK TUNE)
の5機種です。

試聴方法は出力レベル(音量)を測定器で合わせた2台どうしでの比較試聴です。
試聴ソフト一枚目はEAGLESのライブ盤から「ホテルカルフォニア」。
イントロ部分のギターのタッチ感、ドラムのアタック感、その後加わるベースとボーカルの質感を確認します
次の試聴ソフトはGARY KARRの「オルガンと弦のソナタ」。
通奏低音のオルガンの質感と少しデッドぎみに録音された弦の生々しさや倍音の質を確認します。

レビューはお二人と私が感じた印象をまとめて書いていきます。
【07とα607NRA(ノーマル)との比較試聴結果】
目的は07シリーズの最上位機種と普及機の音の違いの確認です。
α607NRA(ノーマル)では、既にハイレベルなサンスイサウンドを楽しめます。
1台で聴いている限り、特に不満はありません。
とても良い音です。
07に替えると、やはり上級機種の貫禄というか、聴きたい音が聴きたい質感でニュートラルに再現されます。
ライブ会場の雰囲気に実在感が出ます。
低域の量感と質感が変わります。
弦の倍音は07のほうが自然です。
比較してしまうとα607NRA(ノーマル)のほうが平面的な音と感じます。
低域の量感も若干少なめです。
【07とα707XR(IDK TUNE)との比較試聴結果】
α707XR(IDK TUNE)では、07より明るめの音に変化し音の粒立ちが良く聴こえるため、お二人とも「音質は互角だが、落ち着きのある07よりα707XR(IDK TUNE)のほうが好み」であるとのことでした。
改めて707系のポテンシャルの高さを再確認しました。
【α707L EXTRA(ノーマル)とα707L EXTRA(IDK TUNE)との比較試聴結果】
同機種でメンテナンス内容も同じ。
相違点は「IDK TUNE」の有無だけです。
比較試聴すると、「IDK TUNE」は本来持っているキャラクターを変えてしまうようなことはないようです。
本来のポテンシャルが発揮され、音の粒立ちが明確になり低域の量感と質感が向上し、のびのびとスピーカー(JBL4312)を鳴らしてくれます。
比較してしまうと、やはりα707L EXTRA(ノーマル)は少し平面的な感じですがLAPTを搭載した後期サンスイ最高音質だけに十分良い音です。

今回の試聴では、「IDK TUNE」は607/707シリーズのキャラクターを変えず、それぞれのポテンシャルを発揮させるチューニングであることが証明されました。

このあと本サービスの経緯や内容のヒアリングがあり、最後に写真撮影をして本日の取材が完了いたしました。
今回の記事はステレオ時代neo Vol.10(2025年9月発売)に掲載予定です。

いかがでしょう。
音質向上チューニングサービス「IDK TUNE」の魅力は伝わりましたでしょうか。
本サービスを利用ご希望の場合は、実際にご試聴いただくことを強くお薦めいたします。
遠方ではありますが、お気軽にお越しいただけましたら幸いです。
公共交通機関をご利用の際には、送迎も承ります。
●サービスのご紹介ページはこちら
●IDK Audioへのアクセス方法はこちら

ぜひIDK Audioまでお気軽にお問い合わせください。
(電話)0297-57-7637
お問合せフォーム

それでは、また次回お会いしましょう。

 

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