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Meister植竹のブログ Vol.32/音の3大要素について 第2回:音の高さ

オーディオファンの皆さま。
こんにちは。
山水電気(サンスイ・SANSUI)DNAを正統に継承するカスタマーセンターIDK Audio、センター長の植竹です。
IDK Audioについて、詳しくはこちらをご覧ください
植竹ブログ第32回目です。

音の3大要素について 第2回:音の高さ

音の3大要素は「音の大きさ・音の高さ・音色」といわれています。
前回に引き続いて、オーディオ的な観点でこれらについてお話しさせていただきます。
第2回は「音の高さ」です。

音の高さ(pitch)

音の高低は周波数で表します。
オーディオ装置の場合この特性がフラットでないと音楽ソフトの音を忠実に再生できません。
オーディオ装置のなかでこの特性がもっとも悪いのはスピーカーです。
現代のハイエンドスピーカーでもフラットなものは一つもありません。
また、レコード再生に必要なカートリッジもアンプまでの伝達系含めたインピーダンスの変化でこの特性が変わってしまいます。
アンプはメディアの進化に追従し1980年以降に発売されたほとんどの製品の周波数特性はフラットです。
ですので、どのメーカーのアンプでもこの特性だけみると音の違いは無いことになります。
一方でアウトプットトランス仕様の真空管アンプ等はトランスの特性上、低域と高域の再生限界が決まってしまうので、アウトプットトランスを搭載しないアンプと比較すると周波数特性は若干劣ります。
しかし、オーディオの面白いところは、この特性が悪くても多くの方に支持される個性豊かな製品が多くあるということです。
サンスイでいえば、BA5000やC2301/C2302はすばらしい製品ですが、あえてトランスを採用して個性を明確にした製品といえます。
周波数特性は重要ですが、現代のアンプであればどの製品もこの特性ほぼフラットですので、音の要素であるという認識だけにしておいて、きちんとセッティングを整えて良い音と感じられるのであれば、あまり気にされなくとも良いのではないか?というのが個人的な見解です。
ただし、最近のハイレゾは40KHzまで再生出来ることが条件で、音の密度感、演奏の生々しさや気配まで感じ取ることができます。
ハイレゾ再生はオーディオ愛好家にとっては挑戦のしがいがある領域かもしれません。
当然、サンスイのアンプはハイレゾ対応済です。
それでは、また次回お会いしましょう。

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