メンテナンス(修理)
「メンテナンス(修理)」の定義
IDK Audio(IDK SANSUIカスタマーセンター)は、山水電気(サンスイ・SANSUI)DNAを正統に継承するカスタマーセンターとして、その修理技術と品質には確固たる裏付と揺るぎない自負があります。当センターはいくつかある「メンテナンス(修理)方式」を以下のように定義します。
レストア(Restoration)
可能な限り、発売当時の元どおりに近い状態に戻すものです。
元々使用されている部品や材料、技術を使用して復元することを目指します。
歴史的な価値のあるものや文化遺産を保護し修復する際にも、一般的にこの手法が採用されています。
当センターでは、標準的にこの方式を採用します。
リビルド(Rebuild)
目標はレストア(Restoration)と同様です。
作業工程においては新たに製作した部品や材料を使用します。
元の状態にまで復元することが困難もしくは必要ない場合に、この手法を採用します。
当センターでは、標準的にこの方式を採用します。
オーバーホール(Overhaul)
故障個所や障害部分の劣化している部品を交換します。
今後予見される予備保全を施して、機能的には本来の性能まで復元させることが目標です。
当センターでは、最低限でもこの方式を採用します。
修理(Repair)
障害が発生している部分に手当てを施し、その障害を改善させることです。
サンスイのオーディオアンプ各製品は、既に20年以上も前に製造されたものです。
故障の再発や別の箇所の故障の可能性は統計上高くなっています。
単なる修理では、「故障と修理のイタチごっこ」となる可能性があります。