吸入デバイスは正しく使用しきちんと吸入しましょう！
| 慢性閉塞性肺疾患（COPD）とは、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称です。 最大の原因は喫煙であり、喫煙者の15～20％がCOPDを発症します。 喫煙習慣を背景に、中高年に発症する生活習慣病といえます。 タバコの煙を長期間肺に取り込むと、肺の中で炎症がおき慢性的にせきやたんが出たり、空気の流れが悪くなってしまいます。 また、肺の奥にある肺胞と呼ばれる小さな袋が破壊される（この状態を肺気腫といいます）と、酸素と二酸化炭素の交換が上手くいかず、息切れや呼吸困難などの症状が現れます。 一度壊れてしまった肺は治療によって元に戻る事はありません。 COPDと診断された場合、主に増悪予防・進行抑制のための薬物治療が開始されます。 治療にもちいるおくすりの中でよく使われるのが吸入薬です。 吸入薬には様々なデバイス（薬を吸い込むための器具）があります。 デバイスの使用方法や保管方法を理解し、正しく使用しましょう！  |
【参照】
・慢性閉塞性肺疾患（COPD）-B.気道閉塞性疾患｜一般社団法人日本呼吸器学会
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