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特殊機器事業部

こんな時どうする? 電子式映像表示装置(ディスプレイ装置)を修理したい〈第2回〉

「電子式映像表示装置(ディスプレイ装置)」は、技術の発展に伴い大きな進化を遂げてきました。
世界初の「電子式映像表示装置(ディスプレイ装置)」は、1897年に登場したブラウン管です。
その後、電子的に映像を表示する技術は劇的に発展し大きな進化を遂げ、産業や私たちの生活の分野にも深く根付いています。
この記事では、「電子式映像表示装置(ディスプレイ装置)」に関するIDKの関わりを紹介してまいります。
第2回は、「IDKの電子式表示装置(ディスプレイ装置)修理事業者としての沿革」をご紹介します。

IDKの電子式表示装置(ディスプレイ装置)修理事業者としての沿革

IDKが電子式表示装置(ディスプレイ装置)の修理技術を蓄積した経緯をご紹介いたします。

創業期

IDKは1957年に、沖電気工業様のパートナーとして600型および601型自動式卓上電話機の製造業務を開始いたしました。
『昭和時代にご家庭にあった、黒いダイヤル式の電話機』です。
両電話機は重要科学技術資料に認定されています。
(600型:登録番号00336号、601型:登録番号00337号)
1977年には、オリジン電気様のパートナーとして電源部プリント基板の組み立て業務に携わります。
つまり、IDKは「ものづくり」を起源とした企業なのであります。

転換期

1995年に、台湾のCaptronicと業務提携しPC用CRTディスプレイの修理事業に進出します。
これが、電子式表示装置(ディスプレイ装置)修理事業者としてのスタートとなります。
その後も台湾を拠点とするTECO (東元電機)DAIDO (大同股份有限公司)AmTRAN (瑞軒科技)Compal (仁寶電腦工業)View Sonic(米国本社サイト)Coretronic (中強光電)などとも業務提携し、事業の拡大を図りました。
一方1990年代以降は、前回の本記事でもご紹介したとおり新技術を採用した電子式表示装置(ディスプレイ装置)の開発ラッシュでした。
IDKもこれに追随し、LCD/PDP/OELDの修理に順次対応してゆきました。
これは、IDKが『1897年のブラウン管の登場以降で世の中に存在したことがある全ての電子式表示装置(ディスプレイ装置)の修理技術を保有している』ことの確固たる証です。
この過程で、2006年に『ノートPC向け液晶ディスプレイの修理事業(液晶リフレッシュ事業)』で中小企業庁の経営革新支援認定を受けるに至りました。
さらに、2007年には『牛柄のロゴ』で一大ブームを巻き起こしたPCメーカーGateway社の認定サポート事業所の資格を取得し、部品/修理センターを設立しました。

成熟期

この唯一無二の修理技術を活用して、PC用ディスプレイの修理事業から産業用機器への組み込み型表示装置(ディスプレイ装置)全般の修理事業に転換しました。
対象となる代表的な産業用機器は、以下のとおりです。

工作機械 マシニングセンタ、旋盤、フライス盤など
産業用ロボットコントローラ 溶接/搬送/組立/塗装の各ロボットなど
充填機
包装機
ラベリング機
コンベア制御システム 自動仕分け機、物流倉庫の搬送装置など
ボイラー制御盤、ポンプ制御盤 工場の蒸気ボイラー、工場の給水ポンプなど
電動プレス機、射出成形機 自動車部品の成形機、樹脂射出成形機など
スマート生産ラインの制御盤
プラントの制御システム

産業用機器への組み込み型表示装置(ディスプレイ装置)の障害でお困りの法人様

そのような事態に陥ってしまった場合、「修理の最後の砦」IDKにご相談下さい。
可能な限りご相談にお応えさせていただきます。
なお、その裏付けとなるIDKの修理技術や修理実績につきましては、最終回でご紹介させていただきます。

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