1. HOME
  2. 最新情報
  3. 令和4年11月1日 加藤厚労大臣会見概要

最新情報

NEWS

メディカル事業部

令和4年11月1日 加藤厚労大臣会見概要

株式会社IDK 画像

令和4年11月1日9:39~9:47 省内会見室にて行われました。

電子処方箋に関して、以下の発言がありました。                                                  =====                                                                                                                                             三点目でありますが、電子処方箋については、来年1月の運用開始に向けて、10月31日から山形県酒田市を始めとした4地域17施設の医療機関・薬局でモデル事業を開始いたしました。このモデル事業では、システムや運用面の最終検証を目的に、4地域において最終的には約100施設で実際に電子処方箋の発行を行う予定であり、先進的な取組や課題をとりまとめ、全国の医療機関や薬局での円滑な導入に繋げてまいります。また、医療DXを推進する観点からも、先日閣議決定された「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」において、電子処方箋の更なる導入支援や周知広報に必要な施策を盛り込んだところであります。引き続き、安全かつ正確な運用に向けて環境整備に取り組んでまいりますので、全国の医療機関・薬局の皆様におかれましては、早期導入を改めてお願い申し上げます。

保険証に関して、記者と以下のやりとりがありました。                                               =====                                                                      【記者】
2024年秋の健康保険証廃止についてお伺いします。共同通信社が週末に実施し た世論調査では、マイナンバーカードへの一本化方針に「賛成」は47・4%、「反対」は49・3%で、わずかに反対が上回りました。若い方では賛成の方が多く、高齢層になるほど賛否が拮抗、反対が多くなるという傾向で、手続きに不安を覚えている様子が伺えました。24年廃止の政府目標に向けてどのように不安を解消し、国民の 理解を得ていくお考えかお聞かせください。
【大臣】
まずマイナンバーカードと健康保険証の一体化に関するメリットとして、国民の皆さんにはより良い医療が受けられる、保険医療機関においても事務コストの軽減、あるいは医療DXの基盤の整備、更には保険者における保険証の発行コストの軽減など、様々なメリットがあります。特に皆さんにとってのこのカード、あるいは一体化されたこの仕組みを使ってどう自分の健康管理をしていただくのか、医療に繋がっていくのか、こういったことを丁寧に説明していきたいと思っております。
また、情報漏洩についてもいろいろご心配な点があると思います。マイナンバーカードにおいて、カードの紛失・盗難で個人情報が流出しないようセキュリティ対策をしっかり講じているということです。あるいは、医療保険の様々な情報というのはマイナンバーカードの中に入れているわけではないということ、それから、この資格確認システムはマイナンバーカードの中のICチップの中にある電子証明書を利用してやっているのであって、マイナンバーそのものを活用しているわけではない等々、その内容も含めてしっかりご説明することを通じてご理解いただけるよう、そして、マイナンバーカードの取得が更に進んでいくよう、また、我々としてはオンライン資格確認を各医療機関や薬局にお願いしていますから、そういったところに更に導入していただけるよう努力していきたいと思います。

最新記事