令和5年2月17日 加藤厚労大臣会見概要
令和5年2月17日9:03~9:13 省内会見室にて行われました。
健康保険証廃止後の「資格確認書」に関して、以下の発言がありました。 ===== 【大臣】
マイナンバーカードと健康保険証の一体化については、デジタル庁、総務省、そして厚労省の3省庁による検討会において、本日「中間とりまとめ」が作られ、この後公表される予定と聞いております。 「中間とりまとめ」では、マイナンバーカードによるオンライン資格確認を基本としつつ、オンライン資格確認を受けることができない状況にある方については資格確認書により被保険者資格を確認する、資格確認書の有効期間は1年を限度として各保険者が設定する、従前から申し上げておりますが保険料を納めることをもって保険診療を受けることができるのは当然のいわば権利でありますので、現行の保険証と同様無償となるというわけであります。
また資格確認書の具体的な運用方法については今後、今回の「中間とりまとめ」の考え方に則って検討していくわけでありますが、資格確認書を希望する理由等を踏まえて保険者が判断し発行・更新していくということになるものと考えています。また、マイナンバーカードの紛失など資格確認書を必要とする事態は今後とも想定されるということからして、こうした仕組みは引き続き必要ではないかと考えています。