令和5年9月29日 日本医師会様定例会見概要
令和5年9月29日に行われました。
長島公之常任理事が、オンライン資格確認に対する日本医師会様の見解と医療DXに関する政府への要望について説明されています。 ●医療DXの推進 「国民・患者の皆様への安心・安全でより質の高い医療提供」及び「医療現場の負担軽減」の実現に資するとの考えから、政府の施策には全面的に協力してきたこと 9月8日に開催された加藤勝信前厚生労働大臣との「医療DX推進に関する意見交換会」において、マイナンバー保険証は今後の医療DXの基盤であり、政府と協力しその活用が進むよう、今後より一層尽力していきたい意向であること ●オンライン資格確認 オンライン資格確認の利点をアピールしマイナンバー保険証活用の促進するため、各種の取り組みを、政府や歯科医師会、薬剤師会とも協力して進めていく意向であること マイナンバー保険証の利用促進の大前提は、マイナンバー保険証のひも付け誤りや医療現場でのシステムトラブルの課題の払拭であるとして、政府が8月に公表した今後のひも付け誤り再発防止対策と国民の信頼回復のための「政策パッケージ」の確実な実行を要請したこと また 「マイナンバー保険証を利用する患者増加に対応するためには、医療機関の窓口の体制強化が必要であることから、カードリーダー増設の追加補助も病院に限らず、患者数の実態に応じた補助」「今後、必要な情報を見やすく、使いやすい仕組みに更改していくためのシステム改修支援」「政府に対して、サイバーセキュリティ対策も含めた、医療DXに掛かるコストに対する公的支援の拡充、並びに現場の負担軽減に向けた取り組みと情報発信」 を今後の強い要望として挙げている
なお、詳細は以下のとおりです。 https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011357.html