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カンタン解説 電子カルテシステムとは(第1回:医療ITの発展の歴史と主要システムの特長)

電子カルテシステムとは、従来の紙カルテ(診療録)をデジタル化して一元管理するITツールです。
業務プロセス効率化や診療の質の向上に寄与するため、医療機関および患者にとって導入のメリットは大きいものです。
この記事では、電子カルテシステム全般について解説してゆきます。
第1回目は、「医療ITの発展の歴史と主要システムの特長」をご紹介します。

医療ITの発展の歴史と主要システムの特長

医療ITの発展の歴史

医療分野におけるITの導入は、1970年代から本格的に始まりました。
当初は会計処理を目的としたシステムが中心でしたが、徐々に診療情報を管理するためのシステムへと発展してゆきます。
大まかな発展の歴史は以下のとおりです。
1970年代:病院の事務処理を効率化するための医事会計システム(レセコン)が導入され始める
1980年代:医事会計システム(レセコン)が普及し、診療報酬請求業務のデジタル化が進展する
1990年代:診療行為の各情報を一元管理するためのオーダリングシステムが登場する
2000年代:電子カルテシステムの導入が本格化し、診療情報のデジタル化が加速する
2010年代以降:クラウド技術やAIの活用が進み、医療の効率化とデータ活用の高度化が進展する

医事会計システム(レセコン)・オーダリングシステム・電子カルテシステムの特長

医事会計システム(レセコン)

ご存知のとおり「窓口会計の迅速化」「診療報酬請求業務の効率化」を目的としたシステムです。
診療所・クリニックの「一丁目一番地」に位置づけられるITシステムです。
●診療行為や処方内容を入力し、当日の診療費を自動計算
●レセプト(診療報酬明細書)を作成

 

オーダリングシステム

「診療行為(オーダ)の指示伝達の円滑化」を目的としたシステムです。
大雑把に言わせていただければ、紙カルテ2号用紙の右側が管理対象です。
●診察・検査・処方・入院手続きなどの指示を電子化し、医療スタッフ間で情報共有
●医師の指示がリアルタイムで反映され、業務の迅速化とミス防止に寄与
●電子カルテの普及に伴い、『単独』のオーダリングシステムは縮小傾向

 

電子カルテシステム

株式会社IDK 画像「診療情報の統合的な管理と活用」を目的としたシステムです。
オーダリングシステムとの対比で言えば、紙カルテ2号用紙全体(左側・右側)が管理対象です。
●患者の紙カルテ(診療録)の内容を電子化し一元管理
●診療履歴・上記診療行為(オーダ)などが統合され診療の質が向上
●前述のオーダリング機能は内包される

 

一般診療所における電子カルテシステムの普及率の推移

一般診療所における電子カルテの普及率は、着実に上昇しています。
2008年(平成20年): 14.7%
2020年(令和2年): 49.9%
このデータは一般診療所全体の統計ですが、無床診療所においても同様の普及傾向が見られると推測できます。
普及の背景には、クラウド型電子カルテシステムの登場・操作性の向上・導入コストの低減が考えられます。
特に、クラウド型電子カルテシステムは自施設へのサーバ設置が不要で、運用管理面の手間も省けるため、小規模な診療所でも導入しやすくなっていると云えます。
今後も、政府主導の標準型電子カルテシステムの推進や、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展により、一般診療所における電子カルテの普及率はさらに向上してゆくでしょう。

まとめ

医療ITは、診療所や病院の業務効率を大幅に向上させる重要な要素となっています。
医事会計システム(レセコン)は主に窓口会計とレセプト(診療報酬明細書)業務の省力化を支援し、オーダリングシステムは診療行為の指示伝達を最適化、電子カルテシステムは診療情報を統合的に管理する役割を担っています。
今後もクラウド技術やAI技術の発展により、医療ITはさらなる進化を遂げると考えられています。

電子カルテシステム導入のご相談は、ぜひIDKへ!

現在の我が国が直面している人口急減・超高齢化社会において医療機関経営者が意識すべきは、まさに「医師と患者の強固な信頼関係の醸成」です。
その実現のためには、電子カルテシステムは極めて有力なソリューション(課題解決手段)です。
今すぐに、導入に向けて検討開始すべきです。
IDKは日医標準レセプトソフトORCAの第1号認定サポート事業所です。(No.4201001)
多様なORCA連携型電子カルテシステムから、貴院のご要望に適したシステムをご提案させていただきます。
ぜひ、お問い合わせください。

 

 

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