【その他】Meister植竹のブログ Vol.51/ビンテージアンプを使うということ
オーディオファンの皆さま。
こんにちは。
山水電気(サンスイ・SANSUI)DNAを正統に継承するカスタマーセンターIDK Audio、センター長の植竹です。
(IDK Audioについて、詳しくはこちらをご覧ください)
植竹ブログ第51回目です。
ビンテージアンプを使うと言うこと



サンスイのアンプは最も新しいものでも1999年発売ですので四半世紀以上が経過した家電製品です。
では現代の最新アンプと比較して性能が劣るのでしょうか?
答えは否です!
性能で代表的なのは周波数特性と歪率ですが、1980年代以降の製品ではすでに人間の聴覚限界を超えていますので、その後の性能は現代まで大きく向上することがありませんでした。
サンスイのアンプも40KHzまで再生できるため「ハイレゾ」対応製品といえます。
1970年後期から各社ともにアンプをDC化した製品を発売しています。
その後、アンプの安定度を高める各種回路が研究開発され1980年代には完成の領域に達し、そして熟成が進んでいきます。
回路技術もデバイスもこの時代ですでに完成の域に達しており、現代のアンプでも変わらず同じ回路と50年前に開発されたデバイスを使っているにすぎません。
サンスイのDシリーズはDCアンプの安定度を高める新しい回路の試みが多くありましたが、αシリーズではデバイス(LAPT/MOS FET)の変遷はありましたが、初号機からNRAまで基本回路は同一です。
したがって、αシリーズは回路の熟成がメインのシリーズであり、後期に向けてアマチュア的な発想で外観が豪華になっていきました。
したがって、「最新だから」、「高価だから」音が良いということではなく、古いアンプでもしっかりとしたメンテナンスを施せば現代のアンプと遜色ない音を約1/4のコストで楽しむことが出来るのです。
※現代のハイエンドオーディオは当時の約4倍の価格まで上昇しています。
つまり、初期のα907でも100万円相当になるのです。
それでは、また次回お会いしましょう。
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